GLP-1RA治療中の2型糖尿病患者におけるオピオイドの消化管リスク比較:薬剤別解析

GLP-1受容体作動薬を使用中の2型糖尿病患者では、オキシコドンはヒドロコドンおよびトラマドールよりも重篤な消化管合併症の短期リスクが高く、当該集団におけるオピオイド選択には慎重さが求められる。

拡張型心筋症における心房細動リスクは遺伝子型で異なる:SHaRe Registryからの知見

本研究では、拡張型心筋症(DCM)患者における心房細動(AF)リスクに遺伝子型特異的な差異が認められ、特にLMNA変異が新規AFの主要な予測因子であり、かつ不良な臨床転帰と関連することが示された。これらの知見は、遺伝子型に基づく個別化医療の必要性を裏付ける。

見過ごされがちな肝障害が心血管リスクを押し上げる:大規模前向き研究が示す新たな知見

脂肪化、線維化、肝機能障害を特徴とする潜在性肝疾患は、心血管疾患リスクを独立して、かつ相乗的に高める。非侵襲的肝バイオマーカーを組み込むことで、CVDリスク予測の精度向上と予防戦略の最適化が期待できる。

夜の光は心臓にどう影響するのか――夜間光暴露が心臓構造・機能と心血管リスクに及ぼす影響

夜間に3 luxを超える光暴露は、有害な心臓リモデリング、潜在性の機能低下、ならびに心血管イベント増加と関連しており、その一部は睡眠時間の短縮によって媒介される。心臓の健康を保つうえで、暗い夜と十分な睡眠の重要性が示された。

PROACT試験におけるポリジェニックリスクを基盤とした無症候性冠動脈アテローム性動脈硬化症の検出と治療:genotype-first precision prevention戦略

本レビューは、PROACT試験から得られたpolygenic risk score(PRS)を用いたgenotype-firstによる無症候性冠動脈アテローム性動脈硬化症の同定に関する新規エビデンスを統合し、実現可能性、参加率、ならびにサイレントプラークの高頻度を強調するとともに、標的化した早期介入への示唆を提示する。

2型糖尿病における視機能を脅かす糖尿病網膜症のリスク低下と関連する一般的抗炎症薬

大規模後ろ向きコホート研究により、2型糖尿病成人におけるセチリジン、イブプロフェン、プレドニゾンの使用は、糖尿病黄斑浮腫および増殖糖尿病網膜症の発症率を有意に低下させることと関連し、炎症経路が予防の有望な標的となり得ることが示唆された。

介助経腟分娩における会陰切開の種類が肛門括約筋損傷のリスクに及ぼす影響

本研究は、会陰切開の種類が器械分娩時の産科肛門括約筋損傷(OASIS)リスクに与える影響を検討した。とくに、側方会陰切開が経腟分娩歴のない女性で保護的に働く可能性がある一方、正中会陰切開はリスク上昇と関連することを示した。