米国臨床実践におけるVoretigene Neparvovec-rzylの長期安全性と眼科転帰:多施設観察研究の中間解析

約4年にわたる実臨床データにより、voretigene neparvovec-rzylは遺伝性網膜ジストロフィーに対して長期安全性を維持し、持続的な視機能改善を示したことが確認された。脈絡網膜萎縮を含む手技関連有害事象は管理可能であった。

小児のボタン電池誤飲は増えているのか:2010~2025年の比較研究から見る重要な知見

小児のボタン電池誤飲は15年間で増加し、より大型の電池や食道嵌頓の増加がみられました。養育者の認識の遅れが長時間曝露を招き、重篤な合併症の一因となっています。転帰改善には、一般向け啓発が極めて重要です。

女性退役軍人における尿失禁の重症度と治療成績に及ぼす心理的・トラウマ関連因子

本研究では、心理的ストレス、不安、PTSD、軍関連性暴力が、女性退役軍人における尿失禁の重症度上昇および行動療法への反応に関連することが示され、トラウマ・インフォームド・ケアの重要性が裏付けられた。

閉経後ホルモン療法はアルツハイマー病の神経病理に関係するのか:大規模コホート研究が示す新知見

本総説では、閉経後ホルモン療法(menopausal hormone therapy, MHT)、とくにエストロゲン単独療法が、アルツハイマー病の神経病理学的変化および臨床的認知症リスクの低下と関連することを示した最新エビデンスを整理し、バイオマーカーとの相関、臨床転帰、ならびに閉経後女性における治療戦略への示唆を概説する。

抗てんかん薬の選択で変わるリスク:DOAC使用中のてんかん患者における安全性プロファイル

本研究は、直接経口抗凝固薬を使用するてんかん患者において、選択する抗てんかん薬によって血栓塞栓症、出血、死亡のリスクが異なることを示し、ASM選択が患者安全性と転帰に極めて重要であることを明らかにした。

成人成長ホルモン欠乏症における、日次ソマトロピンから週1回ソマパシタンへの切り替えが代謝と筋機能に及ぼす影響:実臨床エビデンス

成人成長ホルモン欠乏症において、日次ソマトロピンから週1回投与のソマパシタンへ切り替えても除脂肪量は維持され、機能的アウトカムは改善する一方、脂肪蓄積指標は上昇する可能性があり、日常診療における代謝面でのトレードオフが示唆される。

日本人2型糖尿病患者における経口orforglipronの長期安全性(ACHIEVE-J):多施設共同ランダム化オープンラベル第3相試験

本第3相試験では、日本人2型糖尿病成人を対象に、経口orforglipronの52週間の安全性を評価し、食事療法、運動療法、および経口血糖降下薬との併用下で許容可能な安全性プロファイルが示されました。