二次治療下のぶどう膜悪性黒色腫における分子バイオマーカーの安定性と変化:再評価遺伝子プロファイリングとNGSからの示唆

ぶどう膜悪性黒色腫では、初回プラーク放射線療法後もGEP、PRAME状態、NGS解析は概ね安定していたが、腫瘍進行や治療抵抗性に伴う変化もみられ、二次治療戦略に重要な示唆を与える。

甲状腺眼症に対するテプロツムマブとグルココルチコイド静注療法の比較:日本人を対象としたMRI研究からの知見

本研究は、日本人甲状腺眼症患者におけるテプロツムマブの有効性を評価し、静注グルココルチコイド療法と比較して、眼窩炎症および眼球突出の有意な改善を示した。MRIでは、解剖学的変化において両治療法の作用機序の違いも明らかとなった。

免疫介在性疾患と中心性漿液性脈絡網膜症:MICRoN Report 21からみた臨床的知見

本研究では、免疫介在性疾患を有する患者の中心性漿液性脈絡網膜症(CSCR)に、特異的な臨床像および画像所見が認められ、免疫介在性状態は、コルチコステロイド曝露の影響を受けつつ、より不良な視覚転帰および高い再発率と関連していたことが示された。

超広角OCT血管造影で見出された末梢網膜血管バイオマーカーが、網膜色素変性の重症度判定を可能にする

超広角OCT血管造影により、末梢網膜血管の異なる表現型と定量的CNZバイオマーカーが同定され、網膜色素変性の重症度評価と臨床試験の層別化を可能にする客観的な4段階評価システムが構築された。

進行緑内障における線維柱帯切除術と薬物治療:視野と生活の質に対する影響をTAGS研究から読み解く

TAGS研究では、進行緑内障において線維柱帯切除術は薬物治療よりも視野障害の進行をより効果的に抑制した一方、5年間の追跡では生活の質の有意な改善には結びつかず、現在の患者報告アウトカム指標の限界が示された。

近視進行抑制を目的とした高非球面レンズレット搭載眼鏡レンズ:無作為化臨床試験

本総説では、最近のランダム化臨床試験および実臨床データを統合し、高非球面レンズレット(HAL)眼鏡レンズが小児の近視進行を抑制するうえで安全かつ有効であることを確認するとともに、比較有効性、視機能、長期転帰に焦点を当てて概説する。