注目ポイント
- 原発開放隅角緑内障の進行例において、線維柱帯切除術(Trabeculectomy)は、初期の薬物治療と比較して、5年間にわたり視野障害の進行速度を有意に抑制した。
- 視野成績は改善したものの、VFQ-25質問票で評価した患者報告アウトカムとしての生活の質には、統計学的に有意な差は認められなかった。
- 両眼統合視野(Binocular Integrated Visual Field, BI VF)は、単眼の検査眼視野よりも生活の質の変化と強く相関しており、緑内障では両眼機能の評価が重要であることが示された。
- 本研究は、現在の生活の質評価尺度では、進行緑内障に対する単眼介入の利益を検出する感度が不十分である可能性を示唆している。
