注目ポイント
- 実用的無作為化比較試験により、脊髄損傷(Spinal Cord Injury, SCI)に関する運動ガイドラインに沿って設計された在宅・地域ベースの運動プログラムが、慢性疼痛の軽減に及ぼす効果が評価された。
- 運動介入は、International SCI Pain Basic Dataset(ISCIPBDS)で測定した疼痛強度および疼痛干渉を有意に低下させた一方、主要評価項目であるSF-36の疼痛スコアの結果は決定的ではなかった。
- 有酸素運動のガイドラインを満たすことは、疼痛改善にとくに重要と考えられた。
- 本研究は、体力指導の専門職による支援を受けた、現実臨床に即した個別運動処方が、慢性SCIを有する成人の疼痛管理に実行可能であることを示した。