要点
- 禁煙後に可燃性たばこから非燃焼ニコチン/たばこ製品(noncombustible nicotine/tobacco products, NNTPs)へ切り替えることは、完全なニコチン断絶と比べて、主要な視機能障害関連眼疾患のリスクをわずかではあるが一貫して上昇させることと関連していた。
- リスク上昇は特に糖尿病網膜症および屈折・調節障害で顕著であり、ニコチン曝露の継続が関与しうる特定の眼病態を示唆する。
- この大規模な全国縦断コホート研究では、堅牢な傾向スコアマッチングと競合リスクモデルが用いられており、実臨床集団における因果推論を強化している。
- 本結果は、NNTPsが視覚面で安全な害低減代替策であるという仮定に疑問を投げかけ、眼の健康の観点からは完全なたばこ・ニコチン禁断を推奨する臨床的提言を支持する。