注目ポイント
- 慢性膵炎(Chronic Pancreatitis, CP)患者を対象に、非腸溶性膵酵素補充療法(non-enteric-coated pancreatic enzyme replacement therapy, NEPERT)の疼痛に対する効果を評価した24週間の無作為化比較試験が実施された。
- NEPERTは、Izbicki疼痛スコアおよびVisual Analogue Scale(VAS)による12週時および24週時の評価において、プラセボと比較して疼痛を有意には改善しなかった。
- 疼痛日数、鎮痛薬使用、入院、生活の質などの副次評価項目でもNEPERTの有益性は認められず、実際には12週時点で治療群において疼痛日数の割合が高かった。
- 本研究は、NEPERTは安全ではあるものの、CPにおける疼痛緩和には有効でないことを示しており、代替的な疼痛管理戦略の必要性を強調している。