強膜内スペーサーとしての自己前水晶体嚢:深層強膜切除術の治療成績を向上させる新たな戦略

ハイライト

  • 水晶体超音波乳化吸引術(phacoemulsification, PE)併用深層強膜切除術(deep sclerectomy, DS)において、自家前嚢を強膜内スペーサーとして使用すると、術後6か月および12か月の眼圧(intraocular pressure, IOP)が有意に低下した。
  • スペーサー使用群は、スペーサー非使用の対照群と比べ、厳格な IOP 基準下での累積手術成功率が高かった。
  • 薬剤使用量はスペーサー使用群で減少傾向を示し、眼圧管理の改善を示唆したが、この傾向は厳密な統計学的有意差には達しなかった。
  • 前嚢の自家組織という特性により、緑内障濾過手術における生体適合性および費用対効果に優れた代替スペーサーとなり得る。

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