注目点
- HFpEF(駆出率保持心不全)の現行の非侵襲的診断アルゴリズムは、運動負荷心エコー法と併用した場合でも感度が限定的で、診断精度は中等度にとどまる。
- 安静時左房コンプライアンスを、左房リザーバーストレインを E/e’ で除した値として組み込むことで、感度は有意に向上する一方、偽陽性が増加する。
- 運動時 E/e’ と左房コンプライアンスに対して最適化した二重カットオフを用いることで、rule-in/rule-out の判定が可能となり、侵襲的検査を要する患者の割合を 60% から約 30% に減少させる。
- 所見は国際的な多施設コホートで前向きに検証され、一般化可能性と臨床応用性が裏づけられた。
