注目ポイント
オランダにおけるICU入室患者を対象とした大規模な全国後ろ向きコホート研究(2014~2022年)により、年齢、性別、生理学的異常、および主要な併存疾患を調整した後でも、病院死亡率には有意な社会経済的格差が存在することが示された。低い社会経済的地位(socioeconomic status, SES)は、併存疾患の負荷とは独立して、より高い死亡オッズと関連していた。これらの結果は、国民皆保険制度の下にあっても持続する健康格差に対処するため、ICUにおける転帰の解釈および医療政策にSESの観点を組み込む必要性を示している。