
注目ポイント
- MEN2変異を有する小児に対する予防的甲状腺摘出術は、進行した髄様甲状腺癌(MTC)の発生を効果的に抑制し、短期的な腫瘍学的転帰は極めて良好であった。
- 術後副甲状腺機能低下症、特に永久性例の発生率は高く、とりわけ5歳未満で手術を受けた小児で顕著であり、手術に伴う有意な合併症リスクが示された。
- 遺伝子型に基づく手術時期の決定とカルシトニンモニタリングを組み合わせることで個別化管理が可能となるが、腫瘍学的利益と長期的な罹患負担のバランスを取るには、多職種の専門的関与が不可欠である。