ヘモグロビン値と死亡リスク:英国大規模コホート研究が示す新たな知見

注目ポイント

英国成人50万人超を対象とした大規模前向きコホート研究により、血中ヘモグロビン濃度と長期死亡リスクとの間にはU字型の関連が認められた。死亡リスクが最も低かったのは、現在のWHO貧血基準を1~3 g/dL上回る水準であった。ヘモグロビン値が低い場合も高い場合も、全死亡、心血管死亡、がん死亡のいずれも増加しており、とくに高齢者と男性でその傾向が明瞭であった。これらの所見は、従来の貧血カットオフ値を超えてヘモグロビン値をより多面的に解釈すべきことを示唆している。

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