注目ポイント
- 心腎代謝(cardio-kidney-metabolic, CKM)症候群の患者ではがん合併が少なくなく、解析対象集団の7.3%を占め、より不良な臨床転帰と関連していた。
- 非ステロイド型ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬であるフィネレノン(Finerenone)は、がん既往の有無にかかわらず、CKM患者において心血管転帰、腎転帰、死亡転帰を一貫して改善した。
- がん既往のある患者では、CKM病期がより進行している傾向があり、有害事象の発現率も高かったが、フィネレノンの安全性プロファイルは一貫していた。
- この統合解析により、がん合併は高リスクの多疾患併存集団におけるフィネレノンの治療効果を低下させないことが明らかになった。
