動的トリグリセライド・グルコース指数の経過が、集中治療室で重篤な心房細動患者の死亡率を予測

序論

心房細動(AF)は世界で最も一般的な心臓不整脈であり、脳卒中、心不全、死亡率増加などの重大な合併症と関連しています。特に集中治療室(ICU)に入室する重篤な患者では、その頻度が約15.6%に達し、しばしば臨床経過を複雑にし、予後を悪化させます。しかし、重篤な疾患におけるAFの予後バイオマーカーはまだ十分に特徴付けられていません。

インスリン抵抗性(IR)は、代謝症候群や2型糖尿病の特徴であり、心血管疾患や不整脈発生への貢献がますます認識されています。空腹時トリグリセライドと血糖値から単純に導き出されるトリグリセライド・グルコース(TyG)指数は、IRの検証済みの代替マーカーとして注目を集めています。以前の研究では、高いTyG指数がAFでの悪性心血管イベントや予後の不良と関連していることが示されていますが、多くの研究は単一時間点の測定に依存しており、特にICU患者における生理的ストレスによる代謝変動を考慮していないため、予後の有用性が制限されています。

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