注目ポイント
本研究では、DNMT3Aの生殖細胞系列変異および体細胞変異、ならびに他の不確定潜在性クローン性造血(clonal haematopoiesis of indeterminate potential, CHIP)関連遺伝子変異が、肺動脈性肺高血圧症(pulmonary arterial hypertension, PAH)患者、とくに結合組織疾患関連PAH(associated PAH with connective tissue disease, APAH-CTD)で有意に富化していることが示された。これらの遺伝学的変化が、PAHの病態を駆動する炎症機構と関連することが明らかになった。さらに、造血細胞におけるDNMT3Aのハプロ不全は、マウスモデルでPAHを実験的に再現し、IL-1βを標的とすることで可逆的であったことから、新たなバイオマーカーおよび治療標的の可能性が示唆された。
