注目ポイント

全米規模で行われた外傷性脊髄損傷(Traumatic Spinal Cord Injury, TSCI)死亡率の解析から、以下の4点が明らかになった。① 1999年から2024年にかけて、年齢調整死亡率(Age-Adjusted Mortality Rate, AAMR)は全体として大きな変化を示さず、非線形の変動が認められた。② 男性、高齢者(65歳以上)、非ヒスパニック系黒人では、一貫して高い死亡率がみられた。③ COVID-19パンデミック期には死亡率の著明な上昇が認められ、とくに女性、高齢者、非ヒスパニック系黒人、ならびに北東部居住者で顕著であった。④ これらの格差と時間的変化は、全米における予防および外傷診療の公平性に重大な課題が残されていることを示している。

研究背景

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