米国におけるてんかん転帰の都市部・農村部格差
てんかんは、反復する発作を特徴とする一般的な神経疾患であり、その影響は脳にとどまりません。安全性、運転、就労、学業、精神健康、生活の質にまで及びます。有効な治療法は存在するものの、転帰はてんかんの病型や使用薬剤だけで決まるわけではありません。居住地によって、受診までの速さ、神経内科専門医の診察の可否、ならびに専門的検査やてんかんセンターへのアクセスも左右されます。
本研究では、農村部居住が米国における入院ベースのてんかん転帰の悪化と関連するかを検討しました。結果から、最も農村的な郡の患者は、入院中死亡、来院時の重積てんかん、長期入院のリスクが有意に高く、人口統計学的要因、社会経済的要因、病院要因の多くを調整した後もその傾向は維持されました。また、医療アクセスにおける構造的障壁の重要性も示唆されました。
