妊娠糖尿病とその後のがんリスク:全体としては安心材料、ただし腎がんには注意のシグナル

デンマークの全国コホート研究(31万4,000件超の分娩を対象)では、妊娠糖尿病(GDM)の既往は、対象としたがんを総合したリスク、乳がん、婦人科がん、甲状腺がんのいずれについても、リスク上昇と関連しなかった。

一方で、GDM後の腎がんについては相対リスクの上昇が認められた。ただし、腎がんは生殖年齢および中年早期の女性ではまれであるため、絶対リスクの増加はごく小さかった。

これらの結果は、多くのがん転帰については安心材料であるが、同時に、GDMを将来の代謝リスクの指標として捉え、長期フォローアップのシグナルとして考慮すべきことも示している。

Comments

No comments yet. Why don’t you start the discussion?

コメントを残す