注目ポイント
米国の6つの前向きコホートを用いた大規模な個人データ・メタアナリシスにより、現在喫煙、高血圧症、糖尿病、慢性腎臓病、脳卒中既往を含む血管性危険因子が、65歳以上の成人における晩発性てんかん(Late-Onset Epilepsy, LOE)の発症リスクを有意に高めることが示された。さらに、アポリポ蛋白E(Apolipoprotein E, APOE)ε4アレルによる遺伝的素因も、独立してこのリスクを上昇させた。これらの知見は、LOEが特発性の病因というより、背景にある脳血管疾患負荷の臨床的表現型であることを示唆している。