要点
- VCTE由来の肝硬度測定(liver stiffness measurement, LSM)が相対的に30%以上低下すると、MASH患者における組織学的な線維化改善をある程度予測しうる。
- この非侵襲的指標は規制当局の推奨と整合する一方、診断精度は中等度にとどまり(AUC約0.65)、補完的なバイオマーカーの必要性を示している。
- 多変量調整解析により、LSMが30%以上低下することと、MASHの悪化を伴わない線維化改善との独立した関連が確認された。
- 多様なコホートでの検証でも一貫した結果が得られたが、その性能は限定的であり、集団の不均一性と測定変動の影響が示唆される。
