潰瘍性大腸炎に対するIcotrokinra第2相試験

はじめに

潰瘍性大腸炎(Ulcerative Colitis, UC)は、大腸粘膜に炎症を来す慢性炎症性腸疾患であり、下痢、腹痛、直腸出血などの症状を引き起こす。UC の適切な管理は、患者の生活の質を向上させ、合併症を予防するうえで重要である。現在の標的治療では、しばしばインターロイキン-23(Interleukin-23, IL-23)経路に対するモノクローナル抗体が用いられ、疾患活動性の制御に有効性が示されている。しかし、これらの生物学的製剤は静脈内投与または皮下注射を要するため、利便性、患者のアドヒアランス、医療資源の使用という点で課題がある。

Icotrokinra は、新規の経口ペプチド製剤であり、IL-23 受容体を選択的に阻害することで、中等症から重症の活動性 UC 患者に対する利便性と有効性を兼ね備えた治療選択肢となることを目指している。

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