注目ポイント
- 自己腎に発症したBKポリオーマウイルス腎症(BK polyomavirus nephropathy, BKPyVN)は、移植腎に発症したBKPyVNよりもウイルス量が多く、尿細管間質障害もより重度である。
- BKPyVNを呈する自己腎では、尿細管基底膜(tubular basement membrane, TBM)へのC4d沈着が高頻度に認められ、ウイルス活性と相関する。
- 自己腎BKPyVN患者では短期腎予後が不良であり、移植腎BKPyVNと比べて12か月のESRD回避生存率が低い。
- 自己腎ではBKPyVの定期サーベイランスが行われないことが多く、そのため診断が遅れやすい。このことが転帰不良に寄与している可能性があり、高リスク患者ではより早期のBKPyV検査と適時の腎生検が重要である。
