注目ポイント
- 原発性アルドステロン症(Primary Aldosteronism, PA)患者の多くは、アルドステロン値が正常範囲内であり、アルドステロン高値を前提とする従来の診断基準では把握しにくいことが示された。
- レニン抑制はPAの検出において極めて重要であり、アルドステロン濃度を単独で評価するのではなく、両者を組み合わせた判定の重要性が強調された。
- 血漿アルドステロンに補正係数を加えた修正版のアルドステロン/レニン比(aldosterone-to-renin ratio, ARR)式により、特異度への影響を最小限に抑えながら感度が大幅に改善した。
- ARRの診断能向上は、非典型的または軽微なPA病型の認識を促進し、臨床管理と転帰の改善につながる可能性がある。
