概要
病理性近視は高近視とも呼ばれ、単に「強い度数の眼鏡が必要」というだけの状態ではありません。重症例では、眼球が時間とともにさらに伸展して形状が変化し、網膜、黄斑、視神経、ならびにそれらを支える組織に障害を及ぼすことがあります。本研究では、高解像度磁気共鳴画像法(magnetic resonance imaging, MRI)で測定した眼球の三次元形状が、高近視患者における15年間の長期転帰を予測し得るかどうかを検討しました。
中心的な結果は、眼球形状が予後に関与するという点でした。特に、鼻側変形型および円錐型の異常眼球形状は、眼軸延長の加速、黄斑部脈絡膜菲薄化、近視性黄斑変性、ならびに視野障害の高リスクと関連していました。
