序論
全身性エリテマトーデス(SLE)は、多臓器炎症と著しい病態を特徴とする複雑な自己免疫疾患です。免疫抑制療法の進歩にもかかわらず、多くの患者は再発や慢性疾患活動を経験し続けており、標的生物製剤の必要性が強調されています。最近の注目は、B細胞生存と自己抗体産生に関与するサイトカイン経路、特にBリンパ球刺激因子(BLyS)と増殖誘導リガンド(APRIL)に向けられています。これらのサイトカインの二重阻害剤であるテリタシセプトは、前臨床研究で有望な結果を示し、厳密なフェーズ3試験でのさらなる検討が求められています。
