ハイライト
第3相SONIAランダム化臨床試験は、ホルモン受容体(HR)陽性、ERBB2陰性進行乳がん(ABC)患者におけるサイクリン依存性キナーゼ4および6阻害剤(CDK4/6i)の最適な投与タイミングを再評価します。主なハイライトは以下の通りです。
- 第1線でCDK4/6iを使用した群と第2線で使用した群では、総生存期間(OS)に有意な差は見られませんでした(中央値OS:47.9か月対48.1か月)。
- 第1線でのCDK4/6i使用は、第2線での使用と比較して、グレード3以上の有害事象が42%増加しました。
- 後方解析サブグループ分析では、閉経前の患者において第1線でのCDK4/6i使用がOSに潜在的な利益をもたらす可能性が示されました(ハザード比[HR] 0.53)、今後の検討が必要です。
- 結果は、多くの閉経後の患者において、内分泌単剤療法から開始し、進行時にCDK4/6iを予約することで、生存が損なわれず、副作用の負担が軽減されることを示唆しています。
