ハイライト
転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)におけるタキサン系治療の比較効果は長年、臨床的な議論の対象となってきた。この最近の退役軍人局(VA)コホート研究の主要な結果は以下の通りである。
- ドセタキセル再挑戦を受けた患者群は、カバジタキセルを受けた患者群と比較して有意に長い中央値全体生存期間(12.3ヶ月 vs 9.6ヶ月)を経験した。
- ドセタキセル再挑戦群の死亡ハザード比は、カバジタキセル群に対して0.81(95% CI, 0.55-0.99;P = .04)であった。
- ドセタキセル再挑戦群の患者のうち、前立腺特異抗原(PSA)レベルが90%以上減少した割合が高かった(9.8% vs 3.0%)。
- これらの結果は、初期のドセタキセル療法に感受性を保っている患者において、再挑戦がカバジタキセルへの切り替えよりも優れた臨床戦略であることを示唆している。
