要点
- 抗甲状腺薬(antithyroid drugs, ATDs)による長期薬物治療が、この20年間における小児甲状腺機能亢進症の主要な治療戦略となっている。
- 根治治療(甲状腺全摘術、放射性ヨウ素アブレーション)の使用は著明に減少している一方で、再燃率および非寛解率の上昇がみられる。
- 若年年齢、抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体陽性、高いベースライン遊離サイロキシン値などの人口統計学的・生化学的因子は、寛解までの期間延長と関連している。
- 新規の補助療法および精密医療アプローチについては、小児患者の長期転帰を最適化するため、さらなる検討が必要である。
