注目ポイント
- Lipoprotein(a)[Lp(a)]の上昇は、冠動脈疾患(Coronary Artery Disease, CAD)および大動脈弁狭窄症(Aortic Valve Stenosis, AS)の既知の危険因子であるが、そのリスクは個人間で大きく異なる。
- 炎症性サイトカインであるインターロイキン6(Interleukin 6, IL-6)は、Lp(a)高値に関連する新規CAD発症リスクを有意に修飾した。
- IL-6が高いほどLp(a)関連CADリスクは増強され、IL-6濃度が低いほどこの関連は減弱した。
- ASリスクに関しては、炎症マーカーとLp(a)レベルの間に有意な相互作用は認められず、病態生理機序の相違が示唆された。
