タルアゾパリブとエンザルタミドの併用がmCRPCの生存を延長:最終TALAPRO-2結果は特にHRR欠損疾患で組み合わせ療法を支持

タルアゾパリブとエンザルタミドの併用がmCRPCの生存を延長:最終TALAPRO-2結果は特にHRR欠損疾患で組み合わせ療法を支持

最終TALAPRO-2解析では、タルアゾパリブ+エンザルタミドが単独のエンザルタミドと比較して、転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)における全生存期間(OS)と画像所見進行無生存期間(rPFS)を有意に改善することが示されました。特にHRR欠損およびBRCA1/2変異サブグループで最大の利益が観察され、予測可能な血液学的毒性が確認されました。
エンザルタミドが転移性ホルモン感受性前立腺がんのPSA動態と臨床結果に及ぼす影響:ARCHES試験二次解析からの洞察

エンザルタミドが転移性ホルモン感受性前立腺がんのPSA動態と臨床結果に及ぼす影響:ARCHES試験二次解析からの洞察

このARCHES試験の二次解析では、エンザルタミドとADTの併用が、PSAレベルに関わらず、転移性ホルモン感受性前立腺がん(mHSPC)患者の無増悪生存期間と全生存期間を改善することを示しています。治療中に不可検出レベルのPSA(<0.2 ng/mL)を達成した患者は、良好な予後の強力な予測因子となっています。