EAPSDAS: 抗リン脂質症候群の最初のEULAR疾患活動性スコア — 臨床医が知っておくべきこと

序論と背景

抗リン脂質症候群(APS)は、動脈および静脈血栓症、妊娠合併症、持続的な抗リン脂質抗体(aPL)に関連した多様な微小血管および非血栓性症状を特徴とする全身性の獲得性血栓症です。数十年間、臨床医と研究者はAPSの疾患活動性を測定する標準化され、検証された指標を欠いていました。これにより、患者の継続的なモニタリングが制限され、比較効果研究が困難になり、疾患活動性の低下を目指す治療法の試験の設計や解釈が難しくなっていました。

2025年11月、Tektonidouらは『抗リン脂質症候群におけるEULAR疾患活動性スコア(EAPSDAS)の開発と検証』(Ann Rheum Dis. 2025 Nov 19; S0003-4967(25)04437-1)を発表しました。EAPSDASは、EULARタスクフォースメンバー、国際APS専門家、患者、医療関係者による多段階のデータ駆動型コンセンサスプロセスの産物です。これは、EULARの方法論を経て承認され、実世界の臨床シナリオを用いて検証された、APSの最初の公式疾患活動性指標です。

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