序論
標的療法の登場により、ホルモンレセプター陽性、HER2陰性乳癌の管理が大幅に進歩しました。アベマシクリブやリボシクリブなどのサイクリン依存性キナーゼ4/6(CDK4/6)阻害剤は進行期での効果が示されており、高リスク早期乳癌に対する補助療法としての可能性が調査されています。しかし、これらの薬剤が適応となる患者の実世界の有病率と予後は十分に特徴付けられていません。
このスウェーデンの画期的な全国規模の研究は、補助療法用CDK4/6阻害剤の適応基準を満たす早期乳癌患者の人口動態を包括的に概観し、その長期生存転帰を評価し、主要な臨床試験データと臨床ルーチンデータを比較しています。
