注目ポイント
- ブリナツモマブ(Blinatumomab)を地固め療法に組み込むことで、高リスクのフィラデルフィア染色体陰性(Ph-)B細胞性急性リンパ芽球性白血病(B-ALL)における微小残存病変(MRD)の陰性化が著明に改善した。
- ブリナツモマブの導入により再発率が低下し、5年無病生存率および全生存率が有意に延長した。
- 同種造血幹細胞移植(alloHSCT)の適応となる患者では全体として利益が認められたが、移植後におけるブリナツモマブの上乗せ効果は明確ではなかった。
- これらの所見は、初回治療におけるブリナツモマブの導入を支持するとともに、この状況における移植戦略の前向き評価の必要性を示唆している。
