多遺伝子リスクスコアが末梢動脈疾患と重大な下肢イベントを予測するが、臨床要因を超えた識別力の向上は僅か

多遺伝子リスクスコアが末梢動脈疾患と重大な下肢イベントを予測するが、臨床要因を超えた識別力の向上は僅か

6つのTIMI試験(n=68,816)のプール解析では、検証済みのPAD多遺伝子リスクスコア(PRS)が既存のPAD(1 SDあたりのオッズ比 1.15)と新規の重大な下肢イベント(1 SDあたりのハザード比 1.30)と独立して関連していたが、臨床要因を超えたリスク識別力の向上は僅かであった。
LDLコレステロールと冠動脈疾患リスクの遺伝学的洞察:世界の多様な集団での解析

LDLコレステロールと冠動脈疾患リスクの遺伝学的洞察:世界の多様な集団での解析

大規模な多民族遺伝学研究により、6つの世界的な祖先集団において、LDLコレステロール(LDL-C)レベルと冠動脈疾患(CAD)リスクとの一貫した関連が確認されました。この結果は、LDL-C低下介入が欧州系人口以外にも適用可能であることを示唆しています。