好発性小児B-ALLの誘導療法における2回のダウノルビシン投与の省略は予後を保ち、真菌感染リスクを低下させる

好発性小児B-ALLの誘導療法における2回のダウノルビシン投与の省略は予後を保ち、真菌感染リスクを低下させる

好発性B細胞系急性リンパ性白血病(B-ALL)の小児において、誘導療法後期の2回のダウノルビシン投与を省略しても5年無イベント生存率(EFS)や全生存率(OS)に影響せず、侵襲性真菌感染症が減少した。これは選択された低リスク患者でのアントラサイクリン曝露の削減を支持する。